温泉の持つ科学的特徴の知識を武器に、実際の温泉を体験してみよう。別府ー島原地溝帯内の熊本県には特徴的な温泉が沢山あります。五感をフル活用して、泉質の違いを楽しみましょう。
ここのお湯のヌルヌル度は、熊本No.1かもしれない。
典型的な山の中の塩化物泉で、熱い熱い。
熊本で最も高いpHの温泉があるとしたらおそらく三加和温泉じゃないかと思います。
ぬるめのお湯が好きな人にはもってこいの温泉です。
私の知る限り、熊本県で最高値高張性温泉です。
狭い川沿いに立ち並ぶベージュ色の壁。
色々調べると開湯1200年前というのが合理的に思えてきます。
市房山の麓にある温泉で、ほのかな硫黄臭とともに肌触りの良い温泉が迎えてくれます。
基本的に単純温泉なのですが、ほのかに硫黄の香りもします。
そこかしこで湯煙が上がっています。
阿蘇カルデラ北西にある温泉。
かつて、炭鉱で栄えた牛深には、鉄含有量が70ppmにも達する鉄泉が存在していました。
阿蘇火山の西の麓にある温泉。
湯泡(イオウ)臭好きには、堪らない温泉です。
写真のように濁り湯ですが、分析値的には単純温泉に分類されます。
様々な努力の末、全国区入りした黒川温泉。
〒860-8555
熊本市中央区黒髪2-39-1
e-mail: yokose@kumamoto-u.ac.jp
最終更新日:2021.08.23